この本も、以前読んだ「この保険、解約してもいいですか?」のお薦め図書の1つです。
GDP、金利、国債などなど経済の基本的なことが学べます。2ページ見開きで1つの事柄を説明していて、それぞれに図解が付いているので、初心者向けのような感じです。
1番大事だと思ったのが、「国債=借金=悪」という考え方は、改めたほうがいいということです。国のバランスシートを企業のバランスシートのように見てはだめで、国債を発行してお金をまわす財政政策をしないと、人々にもお金が行き渡らないので、景気が良くならないのだそうです。
また、国債を償還するためにさらに国債を発行するのは、自転車操業のように見えて実は普通のことのようです。
また、財務省は、増税して他の省庁に恩を売り、天下り先を確保してもらいたいので、増税を推し進める、という話は「ほんまかいな」と思いましたが、本当だとしたら、相当腐った省庁だなと感じました。
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