[本など]どうする財源―貨幣論で読み解く税と財政の仕組み(中野剛志 著)

この前読んだ、「この保険、解約してもいいですか?」に載っていたお薦め図書の中の1冊です。

財源というと難しそうな話に思えて、少し躊躇しましたが、休みボケで頭が鈍っていそうなので、頭の体操と思って購入しました。

「貨幣、財源、資本主義ってそういうことだったの?」と、新しい見方を発見しました。

財源というのは、中央銀行(民間銀行)が、政府(企業)の需要であり、それに基づいて貨幣を発行・貸し出しする。その貨幣が、民間に行き渡り、循環する。という考えが一番のキモです。

貨幣の発行にも、企業の返済能力という限度はありますが、基本的にはいくらでも財源は増やすことができるという考えは、なるほどと思いました。

「財源はどう確保するのか?」、「なんで増税するのか?」というようなニュースを読む時に、この本の考えを元にすると、違った視点で勉強できそうな気がします。

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