大学職員がテレワークするとどうなるか

結論から言うと、

なんとかなりました。

私の場合は、業務の性質もあるかもしれませんが、自宅でも仕事することにはほぼ問題がありませんでした。

私がどんなふうにテレワークをしたのか書いていきます。

メールは自宅からでも接続できるので、職場にいるのと変わりませんでした。クラウドのドライブに資料を保存しておいて自宅で開いて確認していました。電話は、携帯料金がかかるので職場からかけてもらうようにしました。連絡、報告は、ほぼチャットで行っていました。

何かの新聞の記事で、テレワークをする上での大事なポイントの一つに「雑談すること」というのがありました。これはどういうことかというと、チャットツールをうまく使うことだと思います。メールでのやりとりはどうしてもタイムラグが生じます。私は、職場とほぼ同じ環境でテレワークする、というのが大事だと思っています。職場では、近くの人に話しかければ当然すぐに返事がもらえますが、メールだと読んでもらわないと返事ももらえません。チャットを使うと、エンターキーを押して送信した瞬間に相手の画面にメッセージが表示されます。離れていても会話するのと近い感覚で連絡が取れました。直接「雑談する」ところまではできませんが、チャットを使うことで、職場で近い感じに指示をもらったり出したり、状況がどうなっているか聞いたりできていました。

ビデオツールも少し使いました。同僚の顔を見ながら、報告などしたかったのと、色々なビデオ電話を試してみたかったのでやっていました。大学では、Zoomが使われ始めていますが、それを使っての打ち合わせまではやりませんでした。というか、上司が全く使う気がないようでした。

紙のファイルを参照できないのがちょっと難点です。そこは、職場にいる人にスキャンして送ってもらったり、テレワークする前日にしっかり準備しておいたりして対応すればいいと思いました。

もっとテレワークを普及させてほしいのですが、周りの雰囲気は完全に消極的です。不思議なのは、一回もテレワークをしていないのに「できない」と決めつけて、テレワークの選択肢を考えもしない人が結構いたことです。これだけZoomなどのビデオ会議システムが浸透してきているのに、アレルギー反応ですぎで全然使おうとしないのが本当に「?」です。三密を作るなと言われているのに、狭い部屋に集まって仕事することが危険であるという認識があるのかどうか・・・繰り返しになりますが、「できない」前提で物事を考える人が多いことが分かって本当に残念でした。

そんなに職場に来たいのか???と聞きたくなりました。ただ、家族がいて家では集中できる環境がない、という人もいると思うのでそこは難しいところです。

出勤時間もゼロで、無駄な会議もしなくて済むテレワークをどんどん取り入れていけばいいと思います。職場に行って、8時間仕事しなければならない、という固定観念をなくして、今やっていることをいかに自宅で済ませて、無駄なことはどんどん削る。コロナの影響で、考え方を根本から変えないといけない状況になっているのにそれを全くやらない。こんなことではいけないと感じています。

もうちょっと工夫する点はあるので、試行錯誤しながらテレワークしていこうと思います。

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