双子の股関節脱臼〜装具装着編２〜

装具を付けた最初の日の夜は、とてもとても大変でした。

うちの子は、いつも寝るとすぐにうつ伏せになって、ほぼうつ伏せで寝ています。それが、慣れないもので体が固定されているので寝返りがうてず、泣いてしまうのでした。また、医者からは、寝てるときはなるべくうつ伏せにさせないように、とも言われていました。

そりゃあ大人だって体が固定されていれば寝にくいだろうと思います。

寝返りをしようとして、できなくて泣くので、だいたい30分に一回くらいは泣いてしまいました。抱っこをすると、すぐに落ち着いて抱っこの中で寝るので、また静かに布団に下ろします。というのを20回近く繰り返しました。

妻とたまに交代しながら抱っこしていたのですが、こちらも精神的にだいぶ堪えました。最終的には、私も疲れて抱っこできなくなり、泣かせっぱなしになってしまいました。気づいたら私も寝てしまったのですが、子どもも泣き疲れたのか、隣で寝ていました。

変な装具を付けられて、寝られなくてかわいそうになりました。早く治してやりたいと強く思いました。

次の日は、多少は慣れて寝るのかなと思いきや、あまり変わらず、ものすごくヘコみました。自分もあまり寝られませんが、私が体調を崩したら家族みんなが困るので、なんとかかんとか踏ん張っている状況です。

こんな感じで、装具生活は、思っていたより大変な幕開けとなったのでした。