大学職員の仕事紹介 普段何やってるの? その2.5

別エントリで大学職員の一部の仕事を年間の流れで示してきた。そしかし、具体的に一日どんな感じで過ごしているのか知りたい人もいると思う。ということで、今回は、一日の仕事の流れをできるだけ細かく書いてみようと思う。

よく、大学職員を紹介するパンフレットの中の仕事紹介に「一日のスケジュール」などが載っているが、一日を五分割くらいにして、内容が1~2行書いてあるだけで、結局よく分からないことが多い。

そこで、もっとイメージできるように、1日の中で起きたどうもいいことも細かく書いてみることにした。

全く同じことをやっているという日はないので、以下のタイムテーブルがそんなに参考になるかは分からないが、少しは参考になると思う。

結構ちまちましたことがあるというのが分かるかと思う。

(時間は大雑把)
8:30~ 認定講習の証明書の発行依頼が届いていたので、作成して発送する。

教員から科研費の報告書について問い合わせがあり、日本学術振興会のHPや資料などで調べてメールで回答する。

10:30~11:15 会議に出席。主担当の後輩が準備などを行って、自分は簡単にメモをとるくらい。

11:15~12:00 受託事業で物品が必要になったので、業者に見積もりをもらって、大学のシステムから購入依頼を出す。(物を一つ買うにも一手間かかります)

上記事業の物品を、別の業者からも購入する必要があり、業者の担当者とメールでやりとり。

自治体の補助金事業の請求書作成。

自分が担当の会議の開催通知を作成。

14:10〜14:20 後輩が作成した会議の議事要旨をチェック。

14:20〜14:40 上旬に開催したフォーラムで講演した講師に対して謝金を支払うために、報告書を作成して起案する。(他の人が担当するところを、代わりにやらないといけなくなったので、資料を探すのに少し手間取る。)

14:45〜15:00 軽く休憩を兼ねて 、回覧物としてまわってきた資料を読む。

勤務時間ずっと集中しているのは無理。

たまに、このような息抜きを入れている。

15:30〜16:00
科研費の支払請求書の提出期限が迫っているので、書類を全て印刷しておいて起案の準備をする。

大学内の期限を過ぎても提出しない教員が何人かいるので、だいたいぎりぎりになってしまうのがストレス。

16:00 コロナウィルスに関する通知が全大学構成員に対してメールで来たので、確認する。

今、大学では、危機管理の部署がこの対応に追われています。

留学生のイベントで外出していた別の職員が帰ってくる。

お土産にお菓子をもらったので食べる。

科研費で転出や転入があると色々と手続きが必要なので、今のうちからその手続きの準備しておく。教員も、昇任や異動などがあり、年度替わりは科研費関係のシステムデータの更新が必要で、4月にあたふたしたしないようにする。

こんな感じでこの日は、だいたい18:00くらいになった。

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