双子の片方が急に熱を出してとても大変だったので記録を残す。
この日は、夜中のミルクの量が何となく少なくて、妻とも「ちょっと少ないね」という話をしていた。朝のミルクのあと、いつもはグズグズしてなかなか落ち着かないが、この日はすんなり寝てくれた。散歩中も寝ていて、今日はよく寝るな、という感じだった。
最初に熱を感じたのはお風呂のとき。妻が子どもの服を脱がせて体を持ち上げたときに、かなり熱いなと感じたらしい。その時は、お義母さんにも「よく寝てたからじゃない?」という話になってそのままお風呂に入れた。いつもお風呂中はあまりご機嫌ではないが、この日は特に機嫌が悪くて、ずっと泣いている感じだった。
お風呂後、何か変じゃないか?ということになって、30分後くらいに体温を計ると、なんと38.4度もあった。生後半年未満の子の38度超えはやばいらしく、すぐにかかりつけ医に駆け込んだ。幸い夕方のほぼラストくらいに滑り込めた。うちに近い病院なので、ここに行けたのは不幸中の幸いだった。病院に着くと、車の中で待たされて、電話でやり取りして、先生が車のところまで来て診察という方法だった。コロナになってから、実際こんな感じなんだと初めて知った。
先生が窓から子どもの額を触ると、すぐに「これはアチチ」だねと診断した。先生が診れば即わかるくらいの高熱なんだなと思った。生後2ヶ月でこれくらいの熱があると、もう総合病院に行かせるらしく、先生曰く「紹介状がないと、とんでもなくお金がかかるから紹介状を書きますね。」。そういうものなんだ、とこれも初めて知った。
そして、かかりつけの病院から総合病院に直行した。とても困るのは、うちには双子のもう一人がいて、その子をお義母さんに見てもらわないといけない。お義母さんに連絡をとって、ミルクと寝かしつけを依頼。このとき、だいたい18時くらい。ここでは、病院で日付が変わるとは予想してなかった。
総合病院の救急外来に行くと、外で看護師さんが待っていて、ドライブスルー的にコロナとインフルエンザの検査をした。結果が出るまで、車の中で赤ちゃんを抱えて45分くらい待った。妻と抱っこを交換して、とても不安になりながら待った。この辺りから、何かにつけて待ち時間ばかりで疲れ始める。
コロナとインフルエンザは無事陰性だった。次は診察だが、急患が入ったということでここからも1時間近く待った。救急外来という場所は戦場のようで、色々な患者が運ばれていた。待合室で看護師と家族の話も漏れ聞こえてしまったが、危篤な状態の方もその時いたようだ。たぶんこの状態が特別ではなく、日常茶飯事なのだと思うと、病院関係者は本当にすごいと思う。
やっとうちの子どもが呼ばれて診察に行くことになった。かなり若く見える先生に診察してもらった。
心許ないが、果たして大丈夫なのか?子どもの熱の原因は何なの?不安の大渦に巻き込まれながら、次回へ続く…
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