大学職員の仕事を効率化させるために実践していることを紹介します。
大学職員の仕事は、基本的には自席に座って、パソコンを操作していることがほとんどです。パソコンでは、特にExcel、Wordを毎日のように使います。Excelを使いこなせる人は有利です。各ソフトには、色々なショートカットキーが備わっています。このショートカットを多用するだけで、だいぶ仕事が速くなります。
ただ、今回はショートカットの説明ではありません。私は、もっと根本的な部分をショートカットしています。
それは、キーボードの入力方法です。
私は、通常のローマ字入力ではなく、「親指シフト」というマニアックな入力方法を使っています。今回は、この入力方法がなんなのかを説明します。
親指シフトは基本的には、かな入力です。しかし、キーボードに印字してあるひらがなは無関係です。
親指シフトという名称のとおり、親指の使い方がポイントです。シフトキーとその右隣の変換キーに常に親指を置いておくのがホームポジションです。
例えば、かきくけこはこう打ちます。
これだけ見ると、規則性がなくさっぱりだと思います。他の文字もキーボードの表記とは無関係で、最初に配置を覚えるのは、かなり苦痛です。
この入力法の何がショートカットなのか。それは、全てのかなを一回の打鍵で済ませられることです。スペースキーと変換キーを使って、同時に押しているので可能になっています。小さい「やゆよ」とか「ぱぴぷへぽ」なども一回で打てるようになっています。ローマ字入力は、母音や「ん」以外は2回叩く必要があり、この点で親指シフトはかなり効率的だと思います。
親指シフトを使い始めた当初は、それまで使っていたローマ字入力と違いすぎて戸惑いました。覚えるのは苦難の道のりでした。キーボードの配置図を印刷して、PCモニターの脇に(周りにばれないように)置いて、それを見ながらキーボードを叩いてました。
入力方法がとにかく特殊なので、打つのにとても時間がかかっていました。最初は、五行くらいのメールを送るのに20分くらいかかっていました。こんな状態で仕事をしていたのは、非常に申し訳ない…今は、ほぼマスターしていて、逆にローマ字入力ができなくなっているくらいです。
デメリットとしては、キーボードの種類によっては、変換キーが右に寄りすぎている配置だと打ちづらくなってしまうことです。
最初の2ヶ月くらいの苦難を乗り越えれば、なんとか慣れてくるので、やってみたい方は挑戦してみるのもありだと思います。文章作成がスピードアップすること間違いなしです。
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