読書会の課題図書として読みました。
テーマが「復興」でした。関連のありそうな本をKindle Unlimitedから選びました。
本書は、東日本大震災のときに、ボランティアとして現地に入った人の記録です。
やっぱり、東日本大震災の被害、特に津波の被害はひどいなと感じます。ボランティアの仕事の一番のメインは、津波によるヘドロを除去する仕事らしいです。
このようなボランティアの方々がいないと、とてもではないが復興は進まないなと思いました。
そして、ボランティアの仕事はマイナスをゼロにすることで、その後やっとゼロからのスタートになります。長い長い時間がかかるのはとても大変なことです。
あまりに被害が大きいと、人も建物も元に戻って、震災前の生活をするというのは、無理なのではないかと思います。
復興というのは、時間がかかりすぎるので、そもそも被害を大きくしない「防災」がやはり重要なのだと感じました。
ボランティア目線の体験記は、テレビでは全く得られない話も多くとても勉強になり、震災について深く考えるよいきっかけとなりました。
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