[本など]エリック・ホッファー自伝

先日読んだ本(「好きなようにしてください」)で、著者が名著としてオススメしていた本です。人は、時間軸を広げた視野を持つことが大事で、それには伝記を読むのがとてもいいという話でした。

私は恥ずかしながら、エリック・ホッファーという人物を初めて知りました。アメリカの思想家で、社会哲学者とも言われているそうです。

この人の何がすごいかというと、エリック・ホッファーは、大学に行かず独学で数学、物理、哲学などを勉強して、深い教養を身に付けたところです。

二十代で自殺未遂をしたあと、季節労働者として各地を転々としながら生活し、その間に本を読んで、ノートをとりながら勉強してきました。

浮浪者のような生活をしながら、鋭い洞察力や観察力またそれを分析して文章にする力をどうやって習得していったのか。とても気になります。とにかく、彼の知識欲に驚きました。働きながらでも勉強し続ける姿勢は、リスキリングという言葉が流行っている現代でも見習わなくてはなりません。

一読しただけでは、エリック・ホッファーの思想の一部分しか理解できませんでした。そこで、彼のアフォリズム(格言)集も買ってみたので、今度はその本の感想を書きたいと思います。

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