男性大学職員が育休を1年間とって大丈夫なのか

結論から言うと、私の場合は大丈夫でした。これは、上司である課長の理解がとても大きかったと思われます。育休をすんなり取れるかどうかはこれに依るところがほとんどではないでしょうか。

課長は私が最初に相談した時に、全く躊躇せずに育休を取ることに賛成してくれました。ありがたいことです。ちなみに課長は女性です。男性の育児に無理解な時代錯誤の職員が上司でなくて本当に幸運でした。私の友人で文科省の関連組織で働いている人がいますが、彼は職場の雰囲気が全然育休を取れるような雰囲気ではなかったので、育休を諦めたそうです。組織全体でそんな感じでは今どきさすがにヤバいですが、部署や個人単位で育休を取りやすい雰囲気を作ることが大事です。

身も蓋もない話ですが、かなり運の要素もあると思います。

1年間も育休を取って周りに迷惑をかけるのでは?と感じるかもしれません。私は、同じチームの同僚には多少そのように感じていました。しかし、大学という職場組織全体に迷惑をかけるとは微塵も考えていませんでした。なぜかと言うと、私の妻は同じ大学の職員でしたが、無能な上司のパワハラのせいで退職してしまいました。この時、私達夫婦は大学から多大な迷惑を受けたわけですから、育休を1年間取ることは当然だと思っていました。パワハラがなければ、もっと早く出産もできたかもしれませんし、退職で収入も減ってしまったからです。

という訳で、元々組織に対して不信感満々であるため、育休長期間取得はほぼためらいなくできました。今のところ、表立って育休のことを否定してくる人間はいませんが、そのような発言をする人に対しては、メモをとって、ハラスメント案件にする準備は万端にしていました。

チームの同僚は本当に理解ある人で、私の分の仕事もかなり引き受けてもらいました。その女性職員に対しても課長と同様にとても感謝しています。ありがとうございます。

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